前原誠司(衆議院議員)

日々是好日

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永年在職議員表彰を受けて2018/05/22

  本日、院議をもって永年在職議員表彰の栄誉を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
  平成5年7月の初当選以来、連続9期、25年間、衆議院議員を務めることができたのは、旧京都1区、現京都2区の有権者の方々はもとより、多大なご支援、ご協力をいただいた全ての方々のご芳情の賜物と存じます。特にご生前、我が事のように懸命に私の活動をお支えくださった方々、同様に現在、お世話になっております方々、同僚議員・同志、事務所スタッフ、母、妻には感謝の言葉も見つかりません。いかなる時も私を信じ、献身的に、無償の愛情で支えていただきました。「日本一の後援会」を作り上げてくださった全ての皆様に、改めて心から感謝と御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
  一貫して政権交代可能な二大政党制を目標に掲げ、「政権交代を実現するためには、野党も外交・安全保障政策で現実的な対応をしなければならない」との強い思いから、民主党の責任者として有事法制・国民保護法制の修正合意・成立に尽力しました。
  政権交代後は、国土交通大臣、外務大臣、与党政調会長、国家戦略担当大臣を拝命し、羽田空港の国際化、日本航空の再生、インバウンドを増やすためのビザの緩和やオープンスカイ協定締結そして日の丸LCC(格安航空会社)設立(ピーチアヴィエーション)などを実行。さらに関西空港と伊丹空港の公設民営一体運用化(コンセッション)の実現、港湾の集中と選択そして拠点港指定、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)制度の確立、防衛装備の共同開発・共同生産を行うために武器輸出三原則の見直し、復興予算や「社会保障と税の一体改革」の三党合意取りまとめ、政府と日本銀行の共同文書策定など、様々な仕事をさせていただきました。
  ただ、政権交代可能な二大政党制はいまだ視界不良であり、また「経済成長を前提とし、小さな政府で自己責任に軸足を置いた社会モデル」は限界に達しているにもかかわらず、新たな選択肢を明確に示し切れていない現状は、大いに反省しなければなりません。
  「All for All」社会を実現する。すなわち、みんなの税でみんなの不安、悩みを解決し、すべての国民が将来に対して希望と生きがいを持てる「中福祉中負担」の社会を実現する。その目標達成に向け、今後も「全ては国家国民のために」使命感を持って政に取り組むことをお誓い申し上げ、御礼と決意の表明とさせていただきます。

平成三十年五月二十二日

衆議院議員 前原誠司

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