156回−衆−国土交通委員会−31号
2003/07/15 (4P/4P)
■前原委員
大臣、外部監査の意味をわかっておられないんです。立派な方々が名前を連ねていて、それでやったから外部監査だということじゃないんですよ。(扇国務大臣「基本」と呼ぶ)いや、基本じゃない。資産、負債、すべて明らかにして、そして民間企業のように、要は、内部で粉飾決済、粉飾をしないために全部外にオープンにして監査をしてもらうというのが外部監査なんだ。それをやっていないということを言っているわけですよ。だから、立派な人が名前を連ねているからどうとかということは問題じゃないんです、全く。
つまりは、私が問題点として指摘しているのは、内部で、私は、課長代理クラスの人が一生懸命やられたと思いますよ。だけれども、出てきたものが、片桐さんがおっしゃるように、びっくりするものだった、債務超過だった。これはいかぬということで、結果的にはそれをうやむやにし、総裁の言葉をかりると、自然解消、自然消滅、解散させる。やめさせたんですよ。だって、最後まで出してきたんですから。それについて、これはいかぬということで、その権威づけをしなきゃいけないということで、そういう立派な方々を招いて、自己監査をその権威づけに利用したのが加古委員会の問題である。
これについては、委員長、先ほどお話ししたように、そういう経緯も含めて、絶対に加古先生に来ていただくことは必要です。ですから、ぜひそれは理事会で議論いただきたいと思います。
■河合委員長 理事会で検討いたします。
■前原委員 私の質問時間はもう終わりますので、資料を配っている部分の指摘だけして私の質問を終わりたいと思いますが、さっき、短期、中期、長期とおっしゃいましたね、大臣。短期の問題で、ファミリー企業とか、それからコスト縮減とおっしゃっていますけれども、ファミリー企業の問題も、ファミリー企業のトップを、天下りをやめさせるだけじゃ解決しないんですよ。要は、発注元である道路公団そのものが問題なんです。そのトップに、さっきからうそをべらべらしゃべっておられる藤井さんが座っているということ自体が問題なんですよ。若築のときに、私はここの国土交通委員会で質問したときに、民間人を入れなきゃいけないですねと答弁されたんですよ、扇大臣は、含めて。ずっと擁護しっ放しじゃないですか。おかしいですよ。
それと同時に、建設工事費デフレーター、この資料をお配りしています。これは国土交通省が出したものです。コストを縮減していると言っているけれども、JHが一番できていないじゃないですか、道路公団が。これは国土交通省が出した資料ですよ。全然できていない。やった、やったというのは、いわゆる積算を、一〇〇にしていたものを水増しして、そして出てきたものについて、分母が変われば縮減だという数の操作なんか簡単にできるわけですよ。実質はできていない。
だから、短期、中期、長期、長期はその法案を出すことだとおっしゃっていましたけれども、短期、中期の前提が何も整っていない。だから私は、もう一度この問題を初めからやり直していただかないと民営化の議論はできないということを申し上げて、私の質問は終わります。
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