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151回-衆-国土交通委員会-11号 2001/05/16 (4/5)

■扇国務大臣
それを、月曜日に最高幹部会を開いて、各局に指令を出して、五月じゅうにと申し上げたとさっき申し上げました。

■前原委員

だから、何度も同じ質問をさせないでください。時間がもったいないんだから。(扇国務大臣「私も何度も同じことです」と呼ぶ)何言ってんだよ。

ちょっとこの態度を何とかしてくださいよ。委員長、この態度だともう質問できないですよ。
何だその態度は。何様のつもりだ。いいかげんにしろ。

■赤松委員長
ちょっと、両方冷静にお願いします。

■扇国務大臣

私きちんとお答えしているのですよ。だって、月曜日に各局に、削れるところはないのですかと。これは当たり前の話であって、今数字を出せと言われたって、五月じゅうにという期限で出しているのに、金額を出せと言われたって……。それを指令したと申し上げている。小泉内閣では六月じゅうにとさっきも申し上げましたから、私はお答えしているつもりですよ。

これ以上、金額を出せと言われても、各局に月曜日に指示して、五月じゅうにと言って、きょう五月の十六日ですか、それは、五月じゅうにと言っているものを、金額を幾ら言えと言われても、それは指示をしたと申し上げているので、そう性急に言われても、今金額が示せないのは、私が申し上げたとおりでございますから。

■前原委員

今初めて答弁したじゃないですか。(扇国務大臣「いえいえ、さっきから言っているのですよ」と呼ぶ)違うよ。金額が示せないというのは、今初めて答弁したのですよ。それを聞いているのだから。

では、幾ら減らせという話はせずに、削れるところだけ出してこいと、そんな指示の仕方はありますか。

■扇国務大臣

あります。

前原先生御存じだと思いますけれども、公共工事というのは原則として国民の生命財産を守るためが公共工事なんです。少なくとも、国民の皆さんに一人でも快適な生活を送っていただきたい、社会資本整備の一番原点なのです。

だから、さっきも申しました。二十世紀はそれで今日の日本があると申しました。それを先生も否定されませんでした。けれども、それを均衡ある国土の発展で全国くまなく同じように皆さんにしていただくためには、社会資本整備の公共工事というのはまだまだ必要だとおっしゃるところはいっぱいあります。私に陳情なさいます。けれども、それをしていたのでは金額が足りないから、今言ったように、三十兆という枠の中で、来年度、十四年度概算要求から三十兆という枠を切ってあるのですから、なるべく削れるところは削って、そして皆さん方の御要望の必要不可欠のところへなるべく配分していこうというのが、それ以上の対策が今私の頭にはできませんけれども、今それを申し上げたと言ってあるのです。

■前原委員
前の内閣では公共事業費は減らさないと言った。そしてこの内閣では公共事業費を減らすと命令している。その点はいいのですね。もうそこだけでいいです。もう時間がもったいないから。返事はそのとおりか違うかだけでいいです。はいかいいえでいいですよ。

■扇国務大臣

時代とともに改革する。今までだって、去年の百八十七事業中止だって今まで考えられなかったことです。時代とともに考えていくという、時代に適応した指令を出したと申し上げているのです。

■前原委員
全然質問に答えてないじゃないですか。

委員長、これはひどいよ、この答弁は。全然質問したことに答えていないのだから。この大臣の答弁だけはひどいよ。

■赤松委員長

佐藤副大臣に補足をさせます。(発言する者あり)

■佐藤副大臣
いや、委員長から指名されました。

私もその会議にいまして、そして大臣からどういうようなお話があったかということをちょっと前原先生にお話ししておきますけれども、大臣は、今月中に、五月中にどういうところに我々は努力できるのか検討しましょう、そして何回も会議をやってこれから進めていこう、そういうお話をされたのです。減らすとか何とかという話をしたんじゃないのです。ですから、みんなでどれだけできるのか、どれだけ検討できるのか、それを検討しようと。もちろん、その減らすとかいろいろなことも含まれるのですよ、見直しが含まれるのですよ。だけれども、検討しましょう、そう言ったのです。

■前原委員

大臣と副大臣の言っていることは違うじゃないですか。削減しろと命令したとさっき言ったじゃないか。今副大臣の言っていることは違うじゃないですか。

こんなでたらめな内閣の中で、質問したことにも答えない。むちゃくちゃだよ、こんなの。

■赤松委員長

それじゃ、ちょっと。――では扇大臣、再答弁をお願いします。

■扇国務大臣

森内閣から小泉内閣にかわりまして、先ほども私、ごあいさつさせていただきました。森内閣よりも小泉内閣はより厳しく聖域なき改革ということをうたっておりますので、聖域なき改革をしていこうという原則を、先ほどごあいさつでも申しました。ですから、森内閣から小泉内閣で変わったのかとおっしゃれば、変わったのです。森内閣のままでいけば三十四兆になるけれども、例えば、それを、三十兆という国債発行限度額を決めるということになったので、それだけ各省庁、聖域なき改革をしていこうという腹づもりで、私は局長に、今月いっぱいにどこをどうできるかというのを出してくださいというのを申し上げたというので、その意味では、森内閣と小泉内閣とは心意気が違う。

二十一世紀型で、より改革をしていくということに変わったことだけは、さっきもごあいさつで私、申し上げたとおりでございますから、それで御理解いただきたいと思います。

■前原委員

納得できない、答弁には。説明になっていない。

心意気が変わったって、ふざけるんじゃないですよ。内容の議論をしているんだ。ふざけるなよ。そんないいかげんな答弁はないよ。

■赤松委員長

では、ちょっと休憩して、理事会をやりましょうか。ちょっと理事、お願いします。

済みません。少し混乱をしてしまいました。

改めまして、では扇大臣の方から答弁します。いいですか。

■扇国務大臣
言葉足らずだったのかもわかりませんけれども、小泉内閣になって、聖域なき改革と申しましたので、私どもも改革しようということで、そして公共工事ももちろんその枠に入るということで、各局にどこをどう改革できるかを今月いっぱいに出してくださいと。

今、残念ながら金額で幾らとはお示しできませんけれども、森内閣と小泉内閣でそこが違うんだ。聖域なき改革をするために、国土交通省としては最大限の努力をしようということで対処していきたい。五月の末には何らかの形で、どこをどう削れるか、みんなで考えようということを申しましたので、今までと違った心意気で改革をしていくために知恵を絞らせていただきたいと思います。